睡眠時間が少なくて活動時間が長いのになんで痩せない?
「カラダの自然な
リズムに合わせてないから」
体内リズムを狂わせると
代謝・食欲に影響します。
6月になり暑さも
本格的になって
「寝苦しい夜」になることも・・。
日々仕事や家事に追われて、
睡眠不足で眠い目をこすりながら
目覚めることも少なくないのでは?
「寝る子は痩せる」と
よくお話するんですが、
体重の増減は、
エネルギーの
摂取と消費のバランスが
崩れた時に起こります。
睡眠時間が短い
↓
活動時間が長い
↓
エネルギー消費が多い
↓
痩せる
睡眠時間が長い
↓
活動時間が短い
↓
エネルギー消費が少ない
↓
太る
これ自然なように思いますが、
実はそうでもないんです。
私たちの体内には、約24時間周期で変化する
「概日リズム」と呼ばれる体内時計があります。
この概日リズムは、
ホルモンの分泌や体温、
睡眠覚醒など、
様々な生理機能を調節しています。
概日リズムの影響を受けるのが
「深部体温」なんです。
この深部体温は代謝と密接な関係があり、
深部体温が上昇すると代謝も活性化されます。
一般的には、
夕方頃にピークに達し、
夜間に徐々に低下し、
早朝に最も低くなります。
この深部体温の低下が、
眠気を誘発し、
睡眠に入りやすくするのですが、
睡眠不足になると、
概日リズムが乱れ、
深部体温のリズムも乱れます。
何もしていない状態でも
消費されるエネルギー量のことを
基礎代謝と言います。
この基礎代謝量は、
主に筋肉量や年齢、
性別によって決まりますが、
深部体温によっても影響を受けます。
深部体温が1℃上昇すると、
基礎代謝は約10~13%増加すると
言われています。
睡眠時間が少ないと
朝から夕方にかけて深部体温が
低くなると言われています。
体温が低いということは
脂肪分解酵素のリパーゼの働きが
悪くなり脂肪が燃えにくくなります。
昼間いくら活動していたとしても
代謝が落ちるので
痩せにくいってことになります。
深部体温は眠りとも深い関係があり、
赤ちゃんの手を触って
暖かくなってくると眠たいなって
そろそろなんて思いますね。
体の中の熱が放出され
体温を下げ深い眠りになります。
こたつに入ると眠くなる・・。
これも同じなんです。
体が温まって熱を放出するので
眠たくなるんです。
夜に向けて体温が下がるってことは
代謝を低下させて
「カラダを休めなさい」
ということなのに
そこを無理して起きていても
消費カロリーは期待できません。
睡眠を安定させる役割のホルモン、
メラトニンは夜中2時〜3時頃が
一番ピークに分泌されるので、
眠っていなければ良い睡眠とは言えません。
それに対して、
ストレスホルモンと言われてる
コルチゾールは
明け方から午前中にかけて
たくさん分泌されます。
敵がやって来た時に構えるような
体内状態を作る、
活動に適したホルモンのことです。
自然なカラダのリズムにマッチしていないと
痩せにくくなります。
その他にも
食欲を促進するホルモンの分泌が増えたり
ストレスホルモンの分泌を増やしたり、
運動意欲を低下させたりするなど、
ダイエットに悪影響を及ぼす要素が複数あります。
「カラダの自然な
リズムに合わせる」
これがダイエットにも健康にも
そして健やかなお肌や思考まで、
関わってきます。
どうしても睡眠時間が取れない時は、
時間帯を調節しましょう。
夜中の3時に寝て6時に起きるより、
夜11時に寝て夜中2時に起きる方が
ダメージが少ないようです。
質の高い睡眠を十分にとることは、
ダイエットを成功させるためにとってもに重要です。
一般的には、成人の場合、
7~8時間の睡眠が推奨されています。
しっかり休んで
ダイエット成功させましょう🎵
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